自動車の弊害で述べたように自動車は他の交通手段に比べ、格段に効率が悪く、無駄が多いと言える。地球環境を守りたいなら、マイカーの利用をできるだけ控えるべきだ。本当に必要ないなら持たないのが一番。
マイカーの代わりの交通
- 通勤・通学の場合
- マイカーに1人しか乗らずに通勤・通学するのは一番効率が悪い。
鉄道・バス・自転車・徒歩を使いましょう。それができないときバイクを使う。それもできないときは相乗りをする。
- 買物
- 近所では徒歩・自転車が一番。駅前にはバスで行きましょう。自転車で行くときは放置しないように。大型のものは配達してもらえばいいのです。
- レジャー
- 電車を使いましょう。渋滞もありません。
アイドリングについて
アイドリングとは自動車やバイクが停止しているときにエンジンがかかっていること。アイドリングしているときに出るものはCO
2、NOx、臭い、騒音である。当然燃料も消費している。NOx、臭い、騒音は近くの住民などに迷惑である。そこで、無駄なアイドリングを止めるのだが、エンジン再始動のときにも燃料を消費しCO
2やNOxが出るので、それを考えると、30秒以上のアイドリングを止めるのが良い。例えば、ちょっとした買物でもお店の中に入るとき、昼寝するとき、同乗者する予定の人がなかなか家からでてこないとき。開かずの踏み切り。信号待ちのときはいつも通る信号で30秒以上待つとわかっているときにエンジンを止め、信号が変わる前にエンジンをかける。エンジンをかけるのに時間がかかる場合は要注意。(信号待ちでエンジンを止めた感心なバイクがなかなかエンジンがかからなくて大変そうだったという例がある。最近、止まると自動的にエンジンが止まるバイクが発売されたそうだ。)
徒歩・自転車が良い理由
徒歩・自転車で消費するエネルギーは食物から供給されたものである。化石燃料の消費はない。もしあなたが日頃、運動をしていないなら、あなたは太ってききてはいないだろうか?食べるだけ食べて、摂取したエネルギーを消費しないので脂肪として蓄えられていく。太っているのは十二分に食べられるという豊かさの象徴でもある。豊かになった日本人には肥満が増えてきた。肥満で困るのは貧しい人から見れば、豊かな日本人の贅沢な悩みである。しかし、肥満は生活習慣病を招くので好ましくない。そこで、ジョギングをしようとか、エアロビクスをしようとか減量しようとするのだが、長続きしないことが多い。やせるためにわざわざ時間を割いて運動しようというのももったいない気がする。
そこで、毎日続けるには日常の生活に組み込むのが良い。通勤・通学は絶好の時間である。例えば、
- 会社や学校に直接徒歩・自転車で行く。自転車は当然徒歩より速い。自転車なら、やる気次第でかなりの長距離移動が可能(筆者は片道16kmで体脂肪率11%)。
- 駅からバスを使わず徒歩・自転車を使う。自転車の場合、放置しないように。
- 駅が近いときは一駅あるくか、数駅自転車。
- 朝時間がない人は帰宅時だけ歩く。
- 番外 とにかく階段を使う。(エレベーターを待つより階段の方が早いと思う。)省エネにもなる。
体脂肪を燃焼させるには30分以上の連続した有酸素運動が必要であることを考慮に入れてましょう。決して無理はしないように。ただし、
交通安全。
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