何故自分だけこんな目に/幸せの資産運用の法則
ある集団の中で、自分だけ損な役回りをするなんて状況はよくあるもの。
そんなときに、不満を募らせるのではなく、こう考えてはいかだだろう。
10人のグループで、スタート時の幸せ度が皆、0ポイントつまり、幸せ度の合計も0ポイント
1.あなたが嫌な仕事を引き受ける
例えば、毎朝皆が掃除することになっていたが、あなた一人がやることにすると、
あなたの幸せ度：−100ポイント
他の9人の幸せ度：20ポイント
合計の幸せ度：-100ポイント×1＋20ポイント×9＝＋80ポイント
となり、全体として幸せが増す。
しかし、現実には他の9人も今置かれた状況が当たり前に思えて、幸せ度が減少する。15ポイント減ってしまい、5ポイントの幸せしか感じなくなる。
すると、
あなたの幸せ度：−100ポイント
他の9人の幸せ度：5ポイント
合計の幸せ度：−100ポイント×1＋5ポイント×9＝−55ポイント
となり、全体的に不幸になってしまう。
でも、これだけでは、あなたが不幸を背負っただけの損をするだけである。
2.考え方を変える。
では、考え方を変えてみると、
−100ポイントの不幸を受け入れたあなたは不満を募らせることをやめ、意識的にそれを当たり前に思うことにする。
また、他の9人が不幸を受け入れたあなたに感謝し、10ポイント分の幸せを何らかの形で分け与えたとしよう。
あなたの幸せ度：−50ポイント＋10ポイント×9＝＋40ポイント
他の9人の幸せ度：20ポイント-10ポイント＝10ポイント
合計の幸せ度：40ポイント×1＋10ポイント×9＝130ポイント
となり、あなたの幸せ度も増えるし、他の9人も自分の幸せを実感できるし、全体的にも幸せ度は増える。
3.幸せの資産運用の法則
I.ある一人が皆が嫌がることを引き受ける。
II.嫌なことを引き受けた一人はその状況を当たり前に思う。
III.嫌なことから開放された人は、引き受けた人に感謝し、別のことでリターンを返す。
IV.皆がそれなりの幸せを感じられる。
次:競争に疲れた…/得意なことを惜しまず与える
はっぴーシンキング
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