想い出

金曜の夜に
土曜の朝まで
あなたに
話したいことが山程ある

あと5分って
何回も繰り返して
何回も切る合図口にして
結局何時間も経って
もう外明るいねって
そんな話になって
おやすみって言ったのに
なぜか切った後も
メ‐ルして
朝に寝たのに
昼に会って、
なのにまた夜電話して
休日ですらも
あなたの声が聞きたくて

平日なんて
毎日顔見れるくせに
朝6:30になれば
あなたの声が聞けるのが
本当に嬉しくて
本当に愛しくて

また明日だって会えるのに
会いたくなって
帰りたくなくて
帰したくなくて

狭い四畳半の
狭いソファ‐で
隣りにいるのに
手を繋いで、
宿題なんか
いつも持って来ても
開きもしない

あなたの携帯を見ては
自分からのメ‐ルを
勝手に保護して
登録名も
こっそり自分だけ
フルネ‐ムから
名前だけにして

見つかって
冗談半分に怒られて
でも、それもなぜか
楽しかったりして

怒るくせに
直そうとしない

そんなあなたの
左側に居たかった

そんなあなたが
右側に居て欲しかった


他の人は
どう思ってるか知らないけど
俺は愛してるって
そう言ってくれた

こんな自分でも
誰かが
愛してるって
言ってくれるなんて
想像も出来なかった



いつの日か、
そんな日々は
もう消えてた

泣いても泣いても
帰って来ない

狭いはずの部屋も
空しく、広くて
一つの形も残さずに
過ぎ去ったあの日を

あなたが
欲しいと言ってた
赤いソファ‐を

今でも私は
捨てれずに持ってる

二度と
来るはずのない帰りを
待ちながら


ゆ‐
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