失恋と向き合って強くなった自分

見たくなかったょ
あなたがあの子に告ってるところなんて…
私のカン、外れてなんかいなかった
最近様子が変だと思ってた
あの子だったんだ…

あなたの友達が言った
「安心した」
…上手くいったんだ

その場にいるだけの強さがなくて、教室を飛び出し居場所を探した
先生の所に行ったけど、先生はいなかった
私の居場所はどこにもないのが分かった…

1時間待つと先生が帰ってきた
今までの事、今日の事、先生に全部聞いてもらった
私は泣いた
先生もまた私と同じ様な過去があった
私は先生の考え方が好きだった
先生の様になりたいと思った
心が洗われた気がした

教室に戻ると友達2人が待ってくれてた
2人にも話した
新しい彼女は2人の友達でもあった

「泣いて良いよ」
すごく安心する言葉だった
2人共一緒に泣いてくれた
居場所がないなんて、どうして思ったんだろう

悔しいよ
絶対私が1番あなたの事好きな自信あるのにな

浮かれてるから成績落ちたらしいじゃない
もう私知らないよ
私は見返す気で勉強に打ち込んだり綺麗になったり痩せたりする

いつまでもあなたの都合の良い女でいちゃいけないの、やっと分かった
私がいつでもあなたを好きだなんて思わないで
私、やっとあなたから卒業する気になれたよ
でもこんなに長く深く濃い恋愛はあなたが初めてだったし、あなたにはひどい事されっぱなしだったけど、あなたのお陰で私こんなに大きくなったんだ
性格、考え方、たくさん変わったよ
それより何より、強くなったよ
何だ、私平気じゃん…


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