今宵眠れず寂しくて何だか悲しくて貴方を思い出し、そっとベランダへ足が誘われました。 綺麗な星空が辺り一面に広がって、貴方と初めて手を繋いだ日の記憶へ飛んだ。あの星空は今も目に焼き付いて離れない。初めて貴方と空を見た日でした。貴方もあの星空を覚えてる?空はすごく綺麗で、貴方の指もすごく綺麗で温かかった。今はもう、あの空を一緒に見る事は出来ない。だけどまだ私は夢を願い、今は貴方を照らせる程の美しい星になれる様に…。貴方に届く様に…。一緒に空を眺める日が再び訪れる様に…。それまで私は遠くある星となって貴方を見守る。

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