別れの詩

正直な君だから優しい嘘をいつまでもつき続けることができなかった
不器用な君だから本心を隠すことができなかった
強い君だから真っ正面から自分と向かい合った
誠実な君だから僕に優しい言葉ではっきりと君の意志を伝えてくれた
ちょうど僕たちが出会った時のよう
別れの時だというのに君はあの頃のまま
これからもきっとそうだろう
それが君の生き方だから
分かっているよそんな君の事を
誰よりも理解しているつもり
だから泣かないで
お願いだから
真っ直ぐ僕の顔を見てよ
いつもの笑顔で作り笑いでもいいからさ
胸を張っていいんだよ正直に生きている君だから
最後の最後まで誠実だった君だから
後ろめたい事なんて何一つない
僕は明日もいつもの僕強がりでもいいから
相も変わらず僕は僕のまま
君も君のままだよね
変わらないでいつまでも
僕は君ほど心が澄んでいないから
心から君の幸せ祈れない
でも不幸だけには絶対なって欲しくないから本当だよ
最後はこの言葉で締めるね
照れ臭くて今まで言えなかった
でもずっと思ってた
愛してる

反町一生
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