しゃがんで手を振る君。月光が横顔を染めていた。無邪気に笑う君だから、あたしも思わず笑っちゃうじゃない。何度も振り向いては、君の姿を見て、嬉しくなるあたし。ただ会っただけなのに、こんなに満たされてる…離した手は温もりが消えぬようにギュっと力を込めて握りしめたまま。時々、急に会いたくなる時があるの。そんな時はどこまででも駆け付けてほしいよ。君に言えない時は空を見上げているよ…君が教えてくれた美しくて不思議な夜空。君も眺めているのかな?今日の嬉しさ、明日に響け!今日の不安、星になれ!そして二人の絆よ、永遠に…

ほたる
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