思い出って何?


 時の流れは一方通行です。時間は未来へ向かって刻々と進んで行きます。現在は次の瞬間には過去になっているのです。時の流れの中で、様々のことが起こって行きますが、それが起こったという事実は変えることはできません。もう過去のことなのですから。
 出来事を見たり、聞いたり、感じたりして、それが記憶されて、あるとき心に浮かべば、それは思い出。重要でない記憶は自然と消えていきますが、強い感情を伴うなど重大な出来事は何度も何度も思い出されることでしょう。それが、良い思い出でも悪い思い出でも。
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