希望は足元に


 ひどい失敗をしたり、何かに打ちひしがれている時、人は落ち込むことがあります。他人や運を責めたり、自分を責めたり。でも、実はこうなのでは?
「落ち込むのは慰めて欲しいから。」
 落ち込んできる人は自分を悲劇のヒロインに仕立て上げて、自分がかわいそうな人間なんだ、同情されるべきなんだと思い込んでいるのでしょう。そこで、身近な人があなたの不幸に共感して慰めてくれれば、また頑張ろうと思えますが、自分の不幸を話す相手が身近にいない、いても共感してくれないなど思い通りにいかないと、欲求不満に陥ってますます落ち込んでいくでしょう。
 不幸な状況にあっても、それは案外、たいした不幸ではないかもしれません。希望をもって、頑張っていれば、落ち込んでなんていられません。「希望がない」と言うのは、希望を見出そうとしないだけで、ただの怠慢です。よく探してみましょう。意外と足元に希望の芽が顔を出しているかもしれません。
 苦しみは楽しみへと続いている
 乗り越えた不幸や苦難は自分だけの大切な経験になり、その話は同じように苦難を乗り越えようとする人に勇気を与えることができるのだから。
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